SNSの怖さを子供に伝えないと、もしかしたら子供が危ない目に
SNSの怖さを、お子さんにちゃんと伝えられていますか。
「さらっと伝えればわかるだろう」
「言わなくてもそれくらい知っているだろう。」
「スマホを買った時に言ったから大丈夫。」
そんな風に考えて、そのままになっていませんか。
私は完全になっていました。正に3つともすべて、私が思っていたことです。
昨日学校から呼び出しがありました。
「娘さんのことで、ちょっと生活指導がはいりまして、お母様にも学校に来ていただきたいんです。」
生活指導の先生と担任の先生からのお話によると、SNSにお友達と教室でふざけあってる動画をアップしたのが見つかったと。
しかも、学校が特定できる制服で、更に、周りにいる子の顔が写ってしまっている。とのこと。
「はあ~(ため息)なんてことしてんのこの子は・・」その時はそう思ったのですが、
帰り道ふと思いました。
「これ、私が悪かったんだ・・」
先ほども書いた通り、
ちゃんと子供にSNSをやる上で気をつけないといけないこと。
なぜ気をつけないといけないのか。
を、2年前スマホを購入した時にサラッと話しただけ。
それだけで、安心してしまっていたのです。
前置きが大分長くなりましたが、今日はそのSNSの怖さについて書こうと思います。
拡散力
2018年の調査では、日本のインターネット利用率は 79.8%という数字が出ています。
つまり、5人に4人は利用していることになります。
そんな中SNSに載せたものの、その拡散力といったら半端なものじゃありません。
それだけに宣伝など上手く利用すればものすごい効果がありますし、間違えれば、取り返しのつかない事になります。
特に、写真や動画を投稿する場合は細心の注意を払うことが必要になります。
ところが、10代、20代の1番楽しい時、分かっているはずなのに楽しさ任せについ、何も考えず投稿してしまいますね。
これが怖いのです。
では実際に何が怖いのか・・それは
周りに写っている風景から場所が特定できる
★現在は色んな技術が発達していて、SNSに投稿された写真と照らし合わせることができるサービスがあります。
これによって、場所が特定できてしまいます。
★たまたま写り込んだ案内表示板や、電柱に付いてる「街区表示板」などから住所がわかる場合があります。
写真に記録されたデータから場所が特定できる
★スマホなどで撮った写真は、ただの写真ではありません。それはもう「デジタルデータ」
特にGPS機能をオンにして撮影したものは、この記録された位置情報をアプリなどを使用することによって地図上に表示することができます。
場所が特定されれば、ストーカー被害や事件に巻き込まれる可能性が生まれます。
過去にこんな事件がありました。
アイドル活動をしている20代女性がSNSにアップした自撮り写真。
この写真の瞳に映った景色を拡大し、映っていた駅をGoogleのストリートビューで探し出し、待ち伏せして後をつけ、自宅を特定。わいせつ行為に及んだ。
これは「アイドルだから」という他人事ではないです。
誰にでもストーカー被害に合う可能性はあるのです。
だから怖いのです。
それでもやはり、綺麗な景色や良い写真が撮れたら、「色んな人に見てほしい」
そんな気持ちになりますよね。
SNSに写真を載せることを楽しみにされてる方もいらっしゃいます。
そういう方は、
写真を載せるときはこれをするといいです。
GPS機能をオフにする。
iPhoneの場合
1.設定
2.プライバシー
3.位置情報サービス
4.「カメラ」をオフにする
androidの場合
1.カメラアプリを開く
2.左下の「設定アイコン」をタッチ
3.その他の設定
4.「位置情報保存」をオフにする
※機種によって若干違う場合あり。
※設定を変える前に撮影した写真には位置情報が記録されているので注意。
GPS機能をオフにする前に撮った写真を使いたい場合
撮影した写真から、位置情報などのデータを削除するアプリを使う。
「写真のExif削除」のアプリで検索してみてください。
自動で写真の位置情報などのデータを削除してくれるSNSを利用する
などがこれに当てはまります。
お子さんにSNSを使うにあたっての注意を説明する際、またはご自身でSNSを利用する場合に、是非参考にしてください!
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